モジュール詳細:色無しキューブ

誰がキューブでギャンブルをするなんて思っただろうか?

色付きキューブ群のモジュールを特定するには、付録CLC-DLCを参照する。

このモジュールには、赤(R)、緑(G)、青(B)、黄(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、白(W)、黒(K)のいずれかの色の色付きキューブがある。 キューブは2つの選択可能な半分に分かれており、一方は主にキューブの前面に、もう一方は主に後面に位置する。

このモジュールでは、「Colocuber」というカードゲームの判定を行う。ゲームのルールは付録COLOCUBERに記載している。 ルールを十分に理解しておくこと。

また、あなたはプレイヤーの一人と協力し、通常は知り得ない情報を伝えることでそのプレイヤーを勝たせる約束をしている。その見返りとして、そのプレイヤーがこのモジュールを解除してくれる。 あなたのプレイヤーの対戦相手は経験豊富なColocuberプレイヤーである。嘘が見抜かれないように注意すること。


対戦相手が必ず先攻となり、相手が出したキューブがモジュール上に表示される(キューブの上面左上にキューブの数値が表示される)。 次にあなたがキューブの半分を押すと、押したキューブの情報(押した面、押した時点のタイマーの秒数T)がメッセージとして送信され、あなたのプレイヤーが出すキューブが決定する。

  • Tを8で割った余りに1を足し、それをCとする。 あなたのプレイヤーは、値がCの色のキューブを出す。
  • Tを7で割り、小数点以下を切り捨てる。 前面を押した場合は結果にマイナス(「-」)を付け、後面を押した場合はプラス(「+」)のままにする。 最後に、その値を相手が出したキューブの数値に足し、それをNとする。 あなたのプレイヤーは、値がNのキューブを出す。
    • Nが1未満または10を超えた場合、あなたのプレイヤーはメッセージを完全に無視する。

メッセージ送信後、あなたのプレイヤーが出したキューブがモジュール上に表示される。 そのラウンドの勝敗を判定し、あなたのプレイヤーが勝った場合は後面を、相手が勝った場合は前面を押す。 引き分けの場合はどちらを押してもよい。

ルールに従い、あなたのプレイヤーを勝たせるには、3ラウンド勝利させる必要がある。 相手が勝利した場合、モジュールはミスにはならず、新しいゲームが開始される(固有の音で示される)。

注意点として、以下のいずれかの条件を満たすと、相手が不正を疑いゲームから離脱する(モジュールがミスとなり、新しい相手が参加して新しいゲームが始まる)場合がある。

  • あなたのプレイヤーが(引き分けを挟まず)連続で3ラウンド勝利した場合。
  • あなたのプレイヤーが、そのゲーム中にすでに出されたキューブを再度出そうとした場合(通常はデッキに各キューブが1つずつしかないため不可能)。

付録COLOCUBER

Colocuberの「デッキ」には80種類の色付きキューブがある。 各キューブは赤、緑、青、黄、マゼンタ、シアン、白、黒のいずれかの色である。 キューブの色には1~8の値が割り当てられており、順に赤=1、緑=2...黒=8となる。 各キューブには1~10の数値も割り当てられている。

Colocuberのゲームは、2人のプレイヤーが3ラウンド勝利するまで続ける。

1ラウンドの流れは以下の通りである。

  1. 両プレイヤーはデッキから任意のキューブを引いて出す。
  2. 次に、各プレイヤーのキューブ値を決定する。
    • 相手の色の値から自分の数値を引き、1~8の範囲になるまで8を加える。
    • 相手の数値から自分の色の値を引き、1~10の範囲になるまで10を加える。
    • 上記2つの結果を掛け合わせ、1~10の範囲になるまで10を引く。これがそのプレイヤーのキューブ値となる。
  3. 捨て札の山の一番上のキューブによって、特定の値が優先される。以下の表を参照して優先される値を決定する。
    • ゲームの第1ラウンドでは、捨て札の山は空であり、優先される値はない。
  4. プレイヤーのキューブ値がどちらか一方のみ優先されている場合、そのプレイヤーがラウンドに勝利する。
  5. プレイヤーのキューブ値が両方優先されていない、または両方優先されている場合、キューブ値が高い方がラウンドに勝利する。
  6. 両者のキューブ値が等しい場合は引き分けとなる。
  7. ラウンドに勝利したプレイヤーは、自分のキューブを捨て札の山の一番上に置く。
値が5未満の値が優先される。 マゼンタ 奇数の値が優先される。
偶数の値が優先される。 シアン 値が5より大きい値が優先される。
合成数が優先される。 3の倍数が優先される。
素数が優先される。 優先される値はない。